梅雨の晴れ間に丹沢・鍋割山稜を歩いてきた。
小田急線渋沢駅からバスで約10分で大倉へ。ここから大倉尾根を登り、「金冷やしの頭」の分岐で塔ノ岳への道を右に分け、左に(西)進み鍋割山稜を鍋割山へと歩く。塔ノ岳は東丹沢一番の人気の山で人も多いがこちらは少ない。ぶなの大木の中、森林浴をしつつ静かな山歩きを楽しんできました。
(沢山画像載せました。どんどん進んじゃって下さい。)
渋沢駅からのバスの中、ほとんど登山者ばかり。
大倉バス停から車道を北へ進む。車道からコンクリート舗装された山道になり、すぐに道幅も狭くなり登山道になる。
時々、雲が切れ、朝日がさす。緑が眩しい。ウグイスやら野鳥の鳴き声につつまれ、気持ちのいい朝の山道。至福のいっとき。
観音茶屋を過ぎ、道は二股に別れる。先で合流するが、左を行く。パノラマ展望台があるが、曇り空なのでどうなのか?

「大倉高原山の家」の手前にこんな鳥居が…。いつの間にできたのか?

「大倉高原山の家」 ここのすぐ上の平にキャンプ場があります。水場もあるので。
山の家の前。ここからの展望がいいのだが、ガスってて下界は見えません
山の家の清水の水場。冷たくて美味し~い!20円です。
見晴茶屋。改築なって綺麗になりました。

ここを過ぎてから急登 になる。一本松跡の平で休憩。
更に進むと駒止茶屋に。ここまで馬で来たのでしょうか、昔の人は。
駒止茶屋の上の平。
向うの稜線はガスがかかっています。天気がよければ左上に富士山が見えるのだが…。
「堀山の家」 ここからまたきつい階段が続きます。ここで小休止しエネルギー補給します。
階段状のきつい登山道が続くが野鳥の鳴き声に救われる。

「花立山荘」の手前でツツジの花を見ました。ミツバツツジかな?
やっと「花立山荘」に着きました。
ここからの景色がいいのだが…。富士山も雲の中。承知で来ているが…。向うに目指す鍋割山稜が雲の切れ間から覗けた。
このさき花立からは絶景なのだが…。いったん樹林の中を下り、狭い稜線を進むと「金冷やし」の分岐に出る。
分岐。登ってきた道を見る。西の鍋割山稜を行く。反対は塔ノ岳への道。
ほとんどの人が「塔の岳」を目指していく。鍋割山稜を行く人は少ない。
ぶなの大木などの雑木林の中を静かな山歩きするには絶好の稜線なんですが…。
時々、緑濃い木々の中に赤いツツジが見れる。フッとほおがゆるむ。
北側の丹沢主稜方面。蛭ヶ岳(神奈川県の最高峰)かどうかは同定はできない。
倒木にコケが生している。
言葉で表現できない春ゼミの大合唱!時々、ヒグラシのような鳴き声も聞こえる。「何処にっ?」と捜しても見つからない。抜け殻はたくさん見れましたが。
緩やかな稜線をマイナスイオンを体いっぱいに浴びて(?)進む。

前に人がいました。ほっとしました。

またガスがかかってきた。

何の花なのか?
「金冷やし」の分岐から1時間。鍋割山頂に着きました。鍋割山荘です。
7時15分に大倉を出発。12時に着きました。随分かかってます。
現在の自分の足腰の状態からはこんなもんでしょう。
山頂からは富士山や蛭ヶ岳などが見れるのですが…。
鍋割山荘の名物、鍋焼きうどん。かって100キロを越すボッカで有名な山荘のご主人が作ってくれます。汗で冷えた体には暖かく、具だくさんでおいしかったです。量が多いかなと思いましたが、さすがに体力消耗していたのでしょうか、完食しました。
1時間ぐらいのんびりして下山しました。途中、こんな鹿の角のような木を見つけました。
後沢乗越(うしろざわのっこし)を過ぎ、林道に降りてきました。
ここからは出発地点の大倉バス停まで単調な林道歩きです。
1時間40分ぐらいの林道歩き。
大倉バス停近辺。風のつり橋。ほっと一息です。
久しぶりの山歩きでした。霧の中のぶなの原生林の中を歩く、静かな山歩きを楽しめた鍋割山稜でした。
前日、前々日の二日間、整骨院で足腰もんでもらいました。で、モッタノカナ?
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