真夏の三渓園 2
一週間おいて『外苑』中心に見学しました。天気はいいがウー
暑~い!
画像クリックしてください。大きくなります。
旧燈明寺本堂 京都相良郡加茂町 にあった日蓮宗の寺院
。聖武天皇の勅願によって天平7年(735年)に開創された。
室町初期の様式だという。
三溪そば 準備中です。
旧矢箆原家(合掌造り・岐阜県白川郷より移築)
御母衣ダム建設で水没するためこちらに移築されました。
江戸時代の庄屋の家。
来客用の玄関。代官が泊まるのでそちらは書院造りです。
一階の半分近くが代官様(?)用で書院造りで、欄間も凝って
珍しい模様です。
欄間も凝ってます。
山奥なのに錨と櫂の欄間。とても珍しいそうです。
海にあこがれてとか、連想する水から、火を出さないよう
戒めているとかいろいろな説があるようです(ボランティア・
ガイドさんによる)
一階のもう半分はここで生活していた人たちの居住部分です。
板張りの部屋が多い。冬は床下から深深と冷えてきたのでは?
囲炉裏は毎日薪がくべられています。
出る煙が害虫除けとヤニで柱や梁を縛っている縄を丈夫にする
意味もあるそうです。熱さと煙で係の人は大変です。
重要文化財なので、火を焚くことに当局からクレームがつき
理解してもらうのがたいへんだとも。
ご苦労様です。
二階に上がってみます。
中は民芸館のように展示してます。
お歯黒用の道具です。女性の団体が来るとここで
喧々諤々となるとか!
旧東慶寺仏殿(鎌倉東慶寺にあった禅宗様の建物)
台座しかありません。この台座も、もともとここのではないとか。
横笛庵
茅葺の屋根の頭頂部に植物を植えつけるのを『芝棟』
というそうです。ここはイチハツ(アヤメ科 )の花が植えてあり
初夏の一時期、髪飾りをつけた清楚な女性を連想させた
ことだろうという。
寒霞橋
臥竜梅
三重塔への登り口
旧燈明寺三重塔。京都燈明寺にあったもの。1457年建築。
高台にあるので眺めがいいです。
茶屋でお昼です。
冷やし中華で腹ごしらえ。美味しそうでしょう。
池で子供たちが鯉にえさをやってました。
旧天瑞寺寿塔覆堂(豊臣秀吉が京都・大徳寺内に母の
長寿を祝って建てた寿塔の覆堂だそうです。1591年建築)
四十年ぶりに行ってきた三渓園、こんなに見どころが沢山あり
美しいところとは思いもしませんでした。毎月行事があるようです。
紅葉の時期にまた来たいと想いつつ帰途につきました。
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コメント
こんばんは~ウッテカエシさま
まぁ~広大なところなのですね!

知らないことだらけでしたぁ
他府県から移された建物が多いのですね~
なんか日本の原風景を見るような
建物の風情、
欄間も変わってますね!
横笛庵~何故かしんみりしました。
芝棟~初めて知りました。
臥竜梅の木の枝ぶりホント竜を思わせ
ますね。
立派な3重の塔~宮大工の粋が惜しみなく
発揮されてますね。
お歯黒の道具私も見てみたいですぅ。
相当高台まで上がられたのですね~
そうそう~この暑い時期に暖炉の火の守り人
は大変でしょうねぇ~
大きな池に沢山の鯉、いいですねぇ
そんなところで頂く、冷やし中華さぞ
美味しかったことでしょう
私は行くことの出来ないところを
こうして見せていただき感謝ですm(__)m
今選挙速報に釘ずけで~す。やっぱり~
予想通りの展開ですね。
投稿: つれづれに | 2009年8月30日 (日) 午後 09時28分
ウッテガエシさん、初めてお邪魔しました。
いつも私のブログにいらして頂いて、ありがとうございました。
「三渓園」私も去年の秋に、初めて行ったのですが、その時でも春、秋の二回しか建造物の内覧は出来ないそうですが、外から内覧だけでもみられたのはラッキーと思っていました。
私の「三渓園」のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/rassi-cyann/e/d286522419f6a8ff4d8b16deaad7e4b5#comment-list
ウッテガエシさんは「横浜開港150周年記念企画」で全部の建造物の内部の見学が出来るなんて、凄いチャンスでしたね。
あれだけの建物の内部を、一つ一つ見るのでは二日かけても忙しかったのでは・・・
私達は時間の都合上、ざっと見ただけですが、ウッテガエシさんの写真で、詳しく見る事が出来感謝です。
投稿: ラッシーママ | 2009年8月31日 (月) 午後 10時10分
ラッシーママ様
40年ぶりの三渓園でした。
あんなにたくさん、魅力的な古建築が
あるとは思いもしませんでした。
ラッシーママさんの記事拝見しました。
紅葉の三渓園の写真、とても綺麗でした。
それを拝見して、秋にはまた行ってみようと思ってます。
コメント有り難うございました。
またそちらにお邪魔します。
投稿: ウッテガエシ | 2009年9月 1日 (火) 午後 08時14分